さくらVPSでPostfix インストール と 設定

ひさびさにメールサーバーをセットアップ
昔はソースファイルから作っていたが、めんどいのでyum

yum -y install postfix

と思ったらspam対策postfixにも、patchが必要なので※taRgreyによるスパム対策(taRgrey)を参考にpostfixとtaRgreyをインストール

postfixインストール

taRgreyによるスパム対策(taRgrey)さんの記事とはバージョンが変わってしまっているので、そのままではうまくインストールできない。以下補足

  • postfixのマイナーバージョンアップでバージョンが変わっている

postfix-2.3.3-2.3.el5_2.src.rpmに読み替える。*1以下変更点を列挙します。

rpm -ivh postfix-2.3.3-2.3.el5_2.src.rpm
rpm -Uvh --force /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/postfix-2.3.3-2.3.el5_6.x86_64.rpm
rm -f /usr/src/redhat/RPMS/x86_64/postfix-*
rm -f rm -f postfix-2.3.3-2.3.el5_6.src.rpm 
  • 以下のライブラリを事前にインストールしておく
yum -y install db4-devel
yum -y install openldap-devel
yum -y install cyrus-sasl-devel
yum -y install pcre-devel
  • sleep patchが失敗する

postfix-sleep.patchのように手動でpatchを当てます。具体的には#include の行を除去します。

postGrey +tarGrey インストール

  • インストール前にdag(sorceforge)を追加する
wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm
rpm -ivh rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm

設定は、メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)を参考に設定し、以下SPAM対策設定を追加

サブミッションポートの追加(以下のコメントをはずす)

submission inet n - n - - smtpd

/etc/postfix以下にpostfix制御用のMakefileを作る

コンフィグ以下に制御用のmakefileを作っておくと便利

reload:
        service postfix reload

メールサーバーのインストールってSPAM対策とかでyum使っても結構めんどうなんですよね...。

*1:2011/07/24現在