QNAP TBS-453DX レビュー


※ QNAPは、ディスク構成の初期化が、とてつもなく大変なので、予めディスク構成を熟考しておくこと。
RAID0からRAID5への変更が、PCのユーティリティーやWEBのコントロールパネルから初期化不可能
HDDをすべて取り外してから電源を入れないと初期化できない。工場出荷状態に戻すというのがあるのだが、ディスクの内容を初期化するだけで、ディスク構成を初期化することはできない。
※ 尚、工場出荷状態に戻したときのIDパスワードは公式に紹介されているid:admin パスワード:adminじゃなくなっているで注意。パスワードはハイフンなしのMACアドレスになっている。Qfinderで確認する

上記の方法はQNAP共通のようだが、QNAP TBS-453DXでは最悪のひとことである。
QNAP TBS-453DXは裏面のふたをネジで外して、ヒートシンクやサーマルパッドを外す必要があり、とてつもなく面倒である。
※ 裏面のふたは、特大マイナスドライバーは多分持ってないと思いますので、500円玉でやると丁度良いです。
HDDの抜き差しのように簡単にできない、のに加えてNASの電源を入れたままm2.SSDを刺す必要があるので、
1枚の単価が高いm2.SSDが壊れないかどうかハラハラしながら刺すことになる。さらに、ヒートシンクをすぐにつけないと熱暴走(サーマルスロットリングが働くが)
してしまうので、細心の注意と手早く済ませる必要がある。これがHDDだったら問題ないのだが。

RAID5か、RAID0どちらにするか、スナップショット(シックボリューム、シンボリューム)
[TS-230] QNAP NASのディスク構成の説明:シックボリューム、シンボリューム、ストレージプール | QNAP NASの初期設定 | QNAP NASの使い方 | iPod/iPad/iPhoneでNASを使う | iPod/iPad/iPhoneのすべて

にするのか悩むのだが、結論として、このQNAP TBS-453DXが単一障害点になりうるので、
シンプルに、『静的ボリューム』『RAID0』 2Tx4で構成するに一択
あと、HDDと違って、ディスク単価がとても高いので、RAID5やスナップショット領域を作るのは勿体ない。
これに外付け8TB HDDをUSBで接続して、1日1回差分同期バックアップをする構成にする。